2019年10月29日火曜日

薬物乱用防止教室がありました

 10月18日(金)に日本薬科大学の野澤直美教授にお越しいただき、3~6年生を対象に行われました。
 薬物乱用とは、①病気を治すための薬を、決まりを守らず使用すること、②法律で禁止されている薬物(覚醒剤、大麻、コカインなど)を使用、所持、売買すること、です。
 そして、②の法律で禁止されている薬物には、
・脳を侵(おか)し、精神(こころ)に悪い影響を及ぼす
・1回でも使用するとやめられなくなる
・家族や友人、社会に迷惑をかける
・一度薬物に侵された脳はなかなか治らず、幻覚や妄想に襲われてしまう
などの恐ろしさがあります。

 野澤先生によると近年では大学生や高校生だけでなく、薬物と知らずに使用してしまう小学生もいるそうです。
 「イライラがとれてスッキリするよ」、「ダイエットに効くんだよ」、「勉強にも集中できるよ」のような甘い言葉に誘われても、きっぱり断ることが大切です。
 野澤先生から3~6年生の子ども達に向けて、規則的な生活やそうじ、遅刻なし、やり通す精神力などの日々の生活をしっかり送って「人から信頼される自分」になって、「よく考えて行動する力」を身につけて、すばらしい未来に向かって歩んでいってくださいとのメッセージをいただきました。